内容を覚えていなければ、速読しても意味がない。by「読んだら忘れない読書術」
今回はこのブログを始めようと思ったきっかけにもなった書籍「読んだら忘れない読書術」についてです。
読んだら忘れない読書術
わたしは読書が好きで、様々な本(小説や漫画も含む)を毎日の長〜い通勤時間に読んでいます。
ただ、読んでいる時はすごく感動したり、共感したり、仕事や私生活で活かしてみようと思うのに、少し時間がたつと覚えていない…
そんな思いをずっと抱いていたわたしは、この本の紹介文を見た時
「そうそう!これこれ!」
と、とても共感して即購入したのを覚えています。
「本を読んでも、すぐに内容を忘れてしまう」
「せっかく読書をしても、記憶に残っていない」
「凄くおもしろかったのに、少し時間がたつと内容が思い出せない」あなたも、こんなふうに思っていませんか?
こんな、記憶に残らない「読んだつもり」の読書は、
ザルで水をすくうようなもので、時間の無駄です。
読書とは、その内容を忘れずに自分の知識として定着させて、
自己成長に結びつけてこそ、はじめて意味が出てくるものなのです。出典:読んだら忘れない読書術
この本の内容はとてもシンプル。
すごく簡単にまとめると次の2つになります。
- 本を読んだらアウトプットする
- スキマ時間を利用して本を読む
本を読んだらアウトプットする
脳科学によれば、本を読んでから1週間の間に3回アウトプットすると記憶に残るそうです。
この本ではその具体的なアウトプット方法として以下の4つを紹介しています。
- 本を読みながら、メモをとる、マーカーでラインを引く。
- 本の内容を人に話す。本を人に勧める。
- 本の感想や気づき、名言をFacebookやTwitterでシェアする。
- Facebookやメルマガに書評、レビューを書く。
本を読みながら、メモをとる、マーカーでラインを引く
わたしは主に通勤時間に電車の中で本を読んでいるので、メモをとるというのはちょっと手間に感じてしまって、なかなかできません。
書籍内でも紹介されていますが、Kindleなどのタブレットで電子書籍を読むのであれば、気軽にマーカーを引くことができるので、とりあえずわたしはその方法から実践しています。
本の内容を人に話す。本を人に勧める
アウトプットを意識するようになってからは、人に話すということを積極的にしています。
本の話を誰かとする時も、これまでは「なんか面白かった」とか「すごくためになった」くらいしか言えなかったのですが、本を読んでいる時からアウトプットのことを考えていると、具体的に「ここが面白かった」、「このやり方がためになった」など、一歩踏み込んだ話ができるようになりました。
本の感想や気づき、名言をFacebookやTwitterでシェアする
感想や名言をFacebookやTwitterなどのSNSでシェアする。
まずこの記事を書いている時点ではFacebookもTwitterもやっていません(汗)
これはすでにやっている人にとってはすぐに取り組める内容ですし、わたしも今後取り組んでいく予定です。
Facebookやメルマガに書評、レビューを書く
わたしはSNSもメルマガもやっていないのですが、本質としては書評やレビューを書くことが重要です。
まずはこのブログに書評やレビューを書くことから始めています。
書評といってもあまり難しく考えず、自分が良いと思ったことやためになったと感じたことを備忘録として書くだけでも価値があると思うので、まずは実践するこが重要です。
スキマ時間を利用して本を読む
本はまとまった時間を確保してから読むという考えの人も多いと思います。
わたしもなるべくならまとまった時間がある時に、ゆっくり本を読む方がちゃんと内容を理解できるし、記憶にも残ると思い込んでいました。
ただ、普段は働いていて、家族もいる人は読書のためにまとまった時間を確保することはなかなか難しいのではないでしょうか。
わたしは長い通勤時間にある程度まとまった時間を確保できますが、それでも休日は家族と過ごす時間が多く、なかなか一人で自由な時間というのはありません。
でも大丈夫です。
「読んだら忘れない読書術」によると、まとまった時間よりもむしろ15分程度のスキマ時間の方が集中して本を読めるため、記憶にも残りやすいそうです。
これくらいのちょっとしたスキマ時間であれば、忙しい人でも確保することができますよね。
わたしも通勤時間で座っている時間だけではなく、スキマ時間も読書に当てながら、このブログも含めてアウトプットしていくことで「読んだら忘れない」を実践していきます!